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本気になんかならない

第36章 夜は恋蛍

今日もお疲れさまでぐったりだけど、気持ちは清々しく、夕ごはんのお買い物をして帰ってきた私。
先にベッドでまどろんでいる彼に尋ねる。

「ねぇ、クリスマスの予定は?」

「ええと、待ってな?」

彼がのそっと手帳を開いた拍子に、ヒラっと一枚のハガキが落ちてきた。
私の足元に。

それは、来年の年賀状。

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