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本気になんかならない

第5章 レスポワール

「いいなぁ。私も年下ペット、手なずけたい」

「うらやましいでしょ。ツンデレで病みつきになるのよ?でも、渡しませんからね」

、、俺はペット、なのか?

「そんなこと言って。本音は年上がいいんでしょ?前なんてひとまわり離れてなかった?」

「まあね。せめて同い年だったらとかは思うわよ」

「そうよねぇ。年下相手にマジに恋愛する気にはなれないよねぇ。それもまだ高校生ですって?」

「そうね。本気になったら犯罪?」

北里が「クス」と小さく笑った。

「同意ならいんじゃない?ね、どうやって飼いならしたの?どこで拾ったの?」

「えー?秘密かなぁ?」

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