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本気になんかならない

第39章 幸せ所有格

紗波を抱きしめ、寝かしつけ
私もそのまま、ごろっと身を投げだして。

酔ってるとはいえ
お兄ちゃんの反応はまあ、当然よね。

今まで散々心配かけて、困らせてきた私だから。
さっきだって、助けてくれたから。

紗波と私への
優しさから怒ってくれてるお兄ちゃんには

ちゃんと説明し続けたら
納得してくれるはず。

だから、大丈夫。。

と、私は目を閉じた。

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