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本気になんかならない

第40章 My own decision

開店すぐの店内にはスタッフしかいなくて、のんびりと話せる。

「メールアドレス?あってるよ、それで。
つながらないなら、変なリンクとか貼ってない?
ない?だったら、タイトルの入れわすれか…

こないだそわそわしてスマホ何度も見てたから、無視ってことはないと思うよ?」

店長ちいちゃんが、そう言うと、キッチンの武内君も料理を手にやって来た。

「だよな。聞いてもはぐらかすから、女だろなぁって思ってたけど、やっぱ紀ちゃんか。はい、お待たせ」

前にお子さまプレートが置かれると、お花や蝶々型のおかずに紗波の瞳はキラキラ。
さっそく、スプーンを握って食べはじめる。

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