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本気になんかならない

第6章 最後の夜

なめらかな彼女の身体にキスを落とす。
軽くついばみ、次第には、吸いつくようにじっとりと。
汗ばんでくる俺の身体に、彼女もチュッとキスをくれる。
そういや俺、部活帰りだったよな…。

「俺、シャワー浴びんの忘れてた」

「いいじゃない、野生っぽくて」

「じゃあ、フェローチェ(野性的に荒々しく)?」

「コン・フォーコ(炎のように情熱的に)!」

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