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聖なる運命

第4章 絶望

未来はとぼとぼと


がれきの上を歩いていた。


見慣れた景色はどこにもなく、本当に住んでた場所なのか


今だに信じることができなかった。


未来「だれかぁ」
「…………」

未来「だれかぁ」
「…………」


返事はなく、自分の声だけが響いた。


未来「あ…」
「携帯!!」


ポケットにしまいっぱなしの携帯にようやくきずいた。


未来「電源きってたし入るはず」

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