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好きだって気づいたとき

第17章 気がついたとき

「・・・あれっ?」


急に遼太が腰の動きを止めた。


「何で・・・何で止めちゃうの?」

「だって友哉のここ、濡れてきてるもん」

「えっ?」


下着の上から俺の先を指で撫でる。
知らないうちに俺の先から何やらたくさん液が溢れ出ていた。
それが下着を濡らしていた。


「友哉、凄く濡れてるよ」

「やめてよ、恥ずかしい」

「恥ずかしいくないよ。
それだけ気持ちよかったってことでしょ?
もうこれも脱いじゃえ」


そう言って下着も脱がせた。


「いやっ」


思わず俺は足を閉じた。
暗い部屋で見えるはずもないのに、素っ裸を遼太にさらけ出して恥ずかしくなった。


「足閉じない。
ほら、開いて・・・凄い、どんどん溢れてくる。
友哉、わかる?」


わかるよ。
凄く溢れ出ているからか、遼太に触られてる俺がヌルヌルしてきている。


「ダメっ・・・そんなに擦っちゃ・・・あんっ」

「だめなの?
こんなにも濡らして、こうやって擦ると気持ちいいんでしょ?
また腰動いてるよ」


気持ちいい。
気持ちよすぎて手の動きに合わせて腰が動いてしまうくらい。


「あっ・あっ・・・あぁんっ」


俺の硬く大きくなってモノが、何か生暖かいものに触れた。
触れたと言うより、生暖かい何かの中に入った。
でも手で擦られるより、さらに気持ちがいい。


ジュボ・ジュボ・・・ジュルジュル・・・


「あんっ・あんっ・・・遼・・・太・・・
何・・・してるの?」

「んぐっ・・・かはぁ・・・」


何も答えず、ジュボジュボと音を立てている。
頑張って少し頭を上げ目を開けると、外から差し込む街灯の光で、遼太が俺のモノを口に咥え舐めているのが見えた。

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