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変態センセイの愛人

第2章 先生




二十代前半の頃と体型はあまり変わっていない気がするけど、そう思うのは自分だけで他の人から見たら少しは老いてきているんだろうな……。


恥ずかしさでいっぱいになって両手で顔を覆っていると、北大路さんがバスタオルを腰に巻いた姿で浴室から戻ってきて隣に座ってくる。


本当はまじまじと見たいのに、好きな人と言うものはどうしてこんなに見れないものなんだろう。


「大丈夫ですか?具合が悪いんですか?」


「大丈夫よ。シャワーの水温が熱かったからちょっとのぼせただけだから」

年下に弱いところは見せられないからつい意地を張ってしまう。


「本当だ。熱いですね」


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