
変態センセイの愛人
第9章 【After Story】変態センセイの恋人
「どう変わらないといけないですかね……?」
何の心当たりがないのか、きょとんとした顔をして私のことを見つめてくる。
自覚がないんだろうか……。
それとも癖なのかな……。
愛しい先生の可愛いところをまた見つけられてクスッと笑った私は、北大路さんに直してもらいたいところを話すことにした。
「職場から出たら私とは敬語話にすること。名前だけ呼び捨てで敬語はないわ」
「ふっ……。菜月ったら細かいところを突いてきますね」
「これから夫婦になるんだから小さな不満はなくしていかないと」
「……分かりました。いえ、分かった。じゃあ、そう…する……」
すぐに切り替えることができてないところに笑うと、私の肩を掴んできて被さってくる。
いきなりどうしたのかと思って大きく瞬きをしていると捲り上げられた服を脱がそうとしてきた。
「じゃあ、次は菜月も裸になってセックスをしよう。菜月が美人で可愛いからまたこんなに勃起した」
「っ……。もう!そこは相変わらず変態なんだからー!」
―― END ――
