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変態センセイの愛人

第1章 久しぶりの恋




職場で恋愛は期待していないし、周りの友達も結婚して落ち着いて合コンも行く機会がない。


私だけ取り残されていて焦る。


未婚化、晩婚化が進んでいるのが救いだ。



今日も閉店作業を終えて、一人で住んでいるアパートへ帰る。


服を脱ぎ捨て着替え、冷凍食品のパスタを電子レンジで温めて、ノートパソコンを起動して動画を見る。


テレビをつけても面白いと思える番組がないからネットに上げられている動画を見るのが日課だった。


動画を見ながらパスタは味わうことなく胃袋を満たすためだけのように雑に食べる。


こんなところを見られたら女子力がないと確実に言われるだろう。



「この動画、需要あるわ。マイリスト入りっと……。使ってた化粧品いいなー、ハマゾンで探してみよ……」


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