テキストサイズ

ショート・ショート

第1章 1.主従関係



「その感覚はイクって言うんだよ、」

「可愛くねだってみて、
イかせてくださいって。」


私の乳首をヒネる。


身体が反応する。


あのおかしいのが、イクっていうの?

もぞもぞと身体が動く。


最後までイキたい。
イキたい。
最後まで感じたい。


イかせてほしい、



「い、イかせてください。」

「合格」


涙目になりながらねだった私に
彼は指を再び私のなかに入れた。

二本の指をなんども出し入れして、
掻き回して、上下に動かして

その度に音が

くちゃくちゃとなる。



またきた、おかしなやつ。

いきそう、ん、くる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ