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第2章 2.密姫



「焦らさないで、
もっと触ってほしい。」



するり


パンツをおろして、彼の中指が私の中に入る。

長くて綺麗な指が
縦に横にと動かされ、私のあそこはそれを締め付ける。

彼が指を取りだすと、艶やかな液体がまとわりついている。



ぺろっ、

「美味しい、
処女のまだ熟していない苦味と蜜の甘さだ。」



彼の言葉が無性に恥ずかしい。



「ぼくたちは女性の蜜で生きてるんだ、
君の蜜は痺れるような甘美さだ」


はぁ

彼は甘い吐息をこぼす。

その色っぽさに少しときめいてしまう。


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