
ショート・ショート
第3章 3.溺愛彼氏
「すっ....すき、あん、
んんん、きもっ、ちぃんんん。」
彼女が喘ぎ声とすきという言葉を何度も連呼した。
手を握るお互いの力が入る。
ぐちゅ
ぐちゅ
「はっ、はっ、ぁあ。」
「すっ、き。」
「ぁん、いぃ、んーーーーー!」
彼女と俺は横になった。
お互いにもう体力は残っていなかった。
彼女は倒れこむよと横になって、
少しするとまもなく寝息が聞こえた。
規則正しい寝息。
俺は彼女の姿を愛しく思いながら、頭を撫でた。
そして、ゆっくりと自分も眠りにつくまで
彼女を抱きしめ続けた。
