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架空ストーリー

第3章 『Les Chimres』

「どういう状況でしたか?」


「自分が黒い獣に追われてた」



やっぱりそう

黒い獣は夢主に襲いかかってくる


「必要以上には気にしないほうがいいですよ。あんまり詳しくなくてすいません」


「いつもは夢見てもすぐ忘れてるのに、何故か印象が強く残っててさ。
あまり気にしないほうがいいか」



私たちの会話に終止符を打つかのように弾んだノック音が3回ほど忙しく聞こえ、彼はドアに向かって返事をする。



てっきり彼のお母さんだと思った。


しかし、そこに現れたのは

魚住 涼子さんと、


川口 美紀さん


、、の2人。

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