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架空ストーリー

第3章 『Les Chimres』

「もしかして香也くんの絵のモデルやってるの?」


「そうなんですよぉ」


「えっらいわー」


「なんでやねん」
「ふふふ」



3人の軽い空間に強引に割って入る美紀さん


「そうだ
みなもちゃん、彼氏は?
いるの?」


いきなりそれですか…

いったい、どういう流れでその質問が?

あなたは返事によって接する態度変えるタイプですか?

いえね、同級生にもいるものですから


「…いいえ」


「じゃ、これからだね。どんな人が好きなの?」


あのー
いま何をやってるのかわかりませんか?


なによ
いつもは会話してても目も合わせないくせしてさ

たいして会話も弾まないけど

こういう時だけすごい反応うかがってさ?

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