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ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~

第3章 ~幼少期から中高生時代〜

翌日の放課後。


「昨日は、トオルくんに手伝ってもらっちゃった。彼、ものすごぉ~く大人で、やさしいぃ~んだからぁ~」


私は、昨日掃除をサボったリョウちゃんに
態とらしく皮肉たっぷりに言い放つ。


「あぁ そう。どーせオレは、子供(ガキ)だよっ」


リョウちゃんは、ペロッと舌を出して
おどけたポーズをしてみせる。



「何、それ?今日はサボらないでよねっ!」


私は、彼の目の前に掃除道具を突き出して言った。


「へいへい。分かったよ」


そのころのリョウちゃんはこんな感じで…
いつも、ふざけてばかりだった。



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