ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第3章 ~幼少期から中高生時代〜
あれ…?
トオルくん こっちの方角だったっけ…?
いつのまにか、二人は同じ方向へ向かって歩き出していた。
トオルくんは、私の心を見透かしたのか
「夜道は暗いから、送ってくよ」
って、わざわざ遠回りしてまで一緒に帰ってくれた。
「サオリちゃん。
リョウはあんな感じだけど、サオリちゃんのこと
“好き”だと思うよ」
「そ …そうかな?」
少し曖昧に返事をしてみたけど…―
ホントのところはものすごく不安だった。
「大丈夫だよ。サオリちゃんなら。
もっと自分に自信を持ちなよ」
「う …うん。でも…」
トオルくんは、そうやっていつも…―
励ましてくれた。
「この前も、サオリちゃんが ”元気ない”って言ったら、
アイツ、本気で心配してたんだぜ」
「え …?」
「少しは、元気 出た?」
トオルくんには、何でサオリの気持ちが分かっちゃうんだろ…?
女の子慣れしてるから…?
「アイツとサオリちゃんが上手くいかなかったら、
オレが困るから…」
トオルくんは、意味深な応えを残して帰って行った。
何で、サオリとリョウちゃんが上手くいかないと、
トオルくんが困るの…?
トオルくん こっちの方角だったっけ…?
いつのまにか、二人は同じ方向へ向かって歩き出していた。
トオルくんは、私の心を見透かしたのか
「夜道は暗いから、送ってくよ」
って、わざわざ遠回りしてまで一緒に帰ってくれた。
「サオリちゃん。
リョウはあんな感じだけど、サオリちゃんのこと
“好き”だと思うよ」
「そ …そうかな?」
少し曖昧に返事をしてみたけど…―
ホントのところはものすごく不安だった。
「大丈夫だよ。サオリちゃんなら。
もっと自分に自信を持ちなよ」
「う …うん。でも…」
トオルくんは、そうやっていつも…―
励ましてくれた。
「この前も、サオリちゃんが ”元気ない”って言ったら、
アイツ、本気で心配してたんだぜ」
「え …?」
「少しは、元気 出た?」
トオルくんには、何でサオリの気持ちが分かっちゃうんだろ…?
女の子慣れしてるから…?
「アイツとサオリちゃんが上手くいかなかったら、
オレが困るから…」
トオルくんは、意味深な応えを残して帰って行った。
何で、サオリとリョウちゃんが上手くいかないと、
トオルくんが困るの…?