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北アルプスの少女と廃寺

第3章 サクラが立った!

「ぐへへ
バレちゃあしょうがねー」
「お前らも廃人にしてやる!」



「この私がそんなことさせないわ!
大切な人が目の前で廃人になっていくのを見てるだけで逃げるなんてもうまっぴらよ!
私はもう逃げない!この父のサーベルにかけて戦うわ!
覚悟ー!」



「うお!
抜きやがった!」
「調子にのるな小娘がー!」
「くらえー!」




「うう、だめ…
あまりの臭さに鳥肌がたってる…
足が…動かない…」




「集中じゃ!集中ーー!」


「そんなんじゃ世界とれないよーー!」



「なによ、あの人たち!
あんな遠くからすっごい塩対応!
何食わぬ顔して松岡修造も入れちゃってさ!
あれで応援のつもりかしら?」



「サクラのいくじなしーー!
臭いからなんて言い訳よーー!」



「じゃアンタらやってみろやーー!!」

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