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北アルプスの少女と廃寺

第3章 サクラが立った!

「ぐへへへへ
おこんにちは〜」
「皆さんお揃いで」
「我々は突撃!隣の昼ごはんの取材の者です」


「うそをおっしゃい!そんな番組とっくに終わってるわよ!」


「臭いの元は彼らか!?
まぎれもなく廃人!ゴホッ」


「こりゃかなわん
逃げるんじゃ!」


「あの人たちゾンビみたいだね…」


「おいっガキ!
いまなんて言った?」
「いうにことかいてゾンビだと?」
「差別だー!」
「オレたちを勝手に廃人扱いしやがって!」
「オレたちゃマトモな人間なんだ!変な言いがかりはやめろー!」



「そんなに言うなら10秒あげるわ
廃人ではない証拠を見せてちょうだい!」


「へっ
…だとよ。なめられたもんだぜ」
「おい、見せてやれ!」
「ようし
よく聞けよ!
1+1は2!
2+2は…え
4!」






「駆逐してやるー!」



「ちきしょーっ!
なぜバレたんだ!」

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