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短編集?

第3章 精子ドナー

ペニスの勃起を解かないようにしながら

腰を動かしながら

彼女と語る

「君の考えで行くと

今君を貫いてるペニスでさえ

自分の遺伝子を残したい自分勝手な器官だ

ただ、オンナの子宮の中に遺伝子を到達させるためだけの

身勝手な部位だ」

きゅっ、と膣が締まる

「でも君が愛想を振りまいて

いろんな男性からの精液を受け取れば受け取るほど

君は自分の目的を達成できる」

「目的…?」

「そう、自らの卵子を使って

自分の存在を複製することができる

そうすれば、生物学上、君の勝ちだ」

言いながら、ゆっくりと腰を動かして

子宮を突く

突き上げる

「だから、あなたは

この精子ドナーに参加してるの?」

ほほを染めながら、彼女が聞いた

「そうではない、というと間違いになる、かな」

パンッ、と一突き

「やだ、安全日なのに…妊娠したらどうしてくれるのよ」

「妊娠するのは君じゃないだろう」

パンパン、ペースが上がる

「私だって、生きた…子宮を…持った、オンナ…っ」

「でも、入れてるんだろう?

子宮内避妊具」

一度ペースを落として、ぐりぐりと子宮を潰す

彼女に反論の余地を与える

「私っは、オーガニック専門、だから

そんなの付けてない」

それを聞いて一気に射精感が高まった

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