CAさんの秘密のお仕事
第9章 止まらぬ欲望
奈穂「んッ…チュッ、ぁ…」
和真「あ、ごめん、急にキスしたりして
なんか止められなくて」
奈穂「…」
和真「どうかした?」
奈穂「さっきの、冗談ですよね…」
和真「さっき?」
奈穂「私に、会いたかったみたいな事…
私の聞き間違いですよね?」
和真「…」
自分で言ってて、すごく恥ずかしかった
和真が自分に会いたかったなんて
あるわけないのに…
奈穂「芸能界は綺麗な人ばっかりだから
私みたいな素人を相手にするわけ」
和真「…そうだね…」
奈穂「っ…」
和真「確かに君の言う通りだよ」
奈穂「…」
和真「芸能界は綺麗な人達ばかり、でも
それは見た目、外見だけ…」
奈穂「外見だけ…」
和真「内面は相手を利用し陥れる事しか
考えてない」
奈穂「…」
和真「売れる為なら好きでもない相手と
平気でセックスもする」
奈穂「聞いた事あります、でもそれって
噂ですよね?そんな人本当に…」
和真「本当だって、だって俺がそうだっ
たから」
奈穂「えっ!?」
和真「俺、枕営業してたんだ」
奈穂「えっ、本当に?」
和真「本当」