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CAさんの秘密のお仕事

第2章 恩師との再会



結城「はぁ、疲れた…」

奈穂「…」


先生が奈穂にお願いしたのは膝枕だった
特に何かをするわけでもなく
目を閉じたまま…


結城「…」

奈穂「先生、お疲れ様です」

結城「…ありがとう…」

奈穂「…」


ただ時間だけが過ぎていった…


奈穂「…」

結城「一つ、聞いてもいいかな…」

奈穂「あ、はいっ」


飛行機が到着するまで30分と迫った頃
先生は奈穂にある質問をした
でもそれは…


結城「君は教師と生徒との恋愛について
どう思うかな」

奈穂「えっ!?」


質問は教師と生徒の恋愛についてだった
先生は仕事一筋で浮いた話は
聞いた事がなかった
もしかして…


奈穂「先生、もしかして…」

結城「勘違いしないでくれよ、私は誓っ
て生徒に手を出した事は一度だってない
もちろんこれからだって」

奈穂「知ってます」

結城「えっ?」

奈穂「あっ、そんな風には見えないって
意味で、続けてください」

結城「…」


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