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和真「これが俺の感想です」

美羽「…」

和真「失礼します…」

美羽「…」


感想は伝えた
これで彼女も満足するだろう
そう思ったが和真の心無い言葉が彼女に
火をつけたようで…


和真「…」

美羽「私、感想って言いましたよね」

和真「…は？」

美羽「私が聞きたいのはこの漫画の感想
あなたの気持ちじゃない」

和真「だから」

美羽「第一、あなた読んでませんよね？
読んでないのに気持ち悪いなんて」

和真「…」

美羽「そういうのはちゃんと読んでから
言ってください、はいこれっ」

和真「…えっ！？」

美羽「私の書いた漫画、１日だけ貸して
あげますから」

和真「は！？お前何言って…」

美羽「私の名前は早島美羽です、漫画は
明日取りに来ますから、失礼します」

和真「ちょっと」

美羽「…」


反論する暇もなく
彼女にやられてしまった和真
手元には彼女が書いたＢＬ漫画が残され
捨てるわけにいかず…


和真「…また持ってるのかよ…」


明日まで預かる事に…