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CAさんの秘密のお仕事

第1章 これが私のお仕事です



小百合「…」

奈穂「小百合さん!!」

小百合「奈穂ちゃん、どうかした」

奈穂「…」

小百合「その顔は聞いたのね」

奈穂「…はぃっ…」


社長室を出ると奈穂は彼女の元を訪ねた
社長の話しでは彼女が自分を
推薦したらしいが…


奈穂「…どうして…どうして私を推薦し
たんですか…」

小百合「気になる?」

奈穂「もちろんです、だって私それほど
接客が上手な方じゃないし今だって失敗
するし…」

小百合「確かにね、でも奈穂ちゃんしか
いないのよ、他の人には今彼氏がいたり
既婚者だったりするから…」

奈穂「だから私が…」

小百合「…」


自分が推薦された、その理由がわかった
今現在、自分には彼氏はいない
結婚を誓い合った男性も
残念ながら…

だから自分が推薦されたのだ
影響がないから…


奈穂「…」

小百合「気を悪くしないでね、決定打は
奈穂ちゃんを信頼してるからで、口堅い
でしょう?」

奈穂「…まあ、人並みには…」

小百合「十分よ」

奈穂「…」


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