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CAさんの秘密のお仕事

第5章 始まり



奈穂「…」

宏樹『奈穂さん?』

奈穂「お客さんとしてじゃなく…」

宏樹『…』

奈穂「一人の女として宏樹さんに会いた
いんです、ダメですか…」

宏樹『…』

奈穂「…」


お客さんとCAとしてなら悩む事はない
割り切った関係でいられるから
だけど会いたかった

お客さんとCAとしてじゃなく
一人の女として…


奈穂「宏樹さん…」

宏樹『奈穂さん、今どこですか』

奈穂「えっ?」

宏樹『今から会えませんか』

奈穂「はいっ!!」


ある場所を指定され
奈穂はその場所に急いで向かった

宏樹に指定された場所
それは…


奈穂「502号室、ここだ…」


それは都内にあるホテルの一室だった


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