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奈穂「…んん、朝か…」


目覚ましより少し早く目を覚ました奈穂
昨夜の影響か体は少し怠かったが
気持ちは清々しかった


奈穂「さっ、今日も頑張ろう」


顔を洗い着替えをし仕事場へと向かった
宏樹との関係を悟られないよう
気をつけながら…


奈穂「おはようございます」

小百合「おはよう」

奈穂「えっと、今日のお客様は…」

小百合「…」

奈穂「あの、何か…」

小百合「なにか良い事でもあった？」

奈穂「えっ！？」


服もメイクも変えていない、いつも通り
それなのに小百合に気づかれた
顔に出てたのかも…


奈穂「ど、どうしてですか…」

小百合「違うならいいの、気にしないで
さっ、行きましょう」

奈穂「…はいっ」

小百合「…」