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宏樹「じゃあ、またね」

奈穂「うんっ…」

宏樹「…」

奈穂「…」


ロビーまで見送りたかったが念には念を
いつ誰が見てるかわからない為
ホテルの部屋で別れた


奈穂「…はぁっ」


宏樹が帰ってしまい広い部屋に一人きり
帰る気になれず、せっかくだし
このままホテルに一人
泊まる事に


奈穂「…宏樹さんの匂い…」


まだ少し温もりが残るベッドに横になり
宏樹を思いながら眠りについた
寂しいなんて言えない
我慢しないと…


奈穂「…っ」


この関係を少しでも長く続ける為に…