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ガシガシ装飾品を作りまくり、姉様はランジェリー本体の仕上げを手伝い、結果。


仕上がってしまった。


締め切りは明後日。

後は、間宮さんが、宝石のようにきらきら輝くランジェリー達を撮影し、データを送れば終了。

ヒカリ様と姉様と、最上階へ上がる。

予定より早く帰宅していた間宮さんが、既に準備を始めていた。

「桃は由奈が仕事してるところ見るの、初めてよね」

「えぇ。……何だか、雰囲気が違いますわね」

シャッターを切る様子は、真剣で。
ヒカリ様にちょっかいを出しては、ケタケタと楽しそうに笑っていた人物と同じだとは、まるで思えなかった。

「あいつは本当にふざけた奴だけど。二つのことには真面目に向き合ってるのよ」

「一つは仕事。……もう一つは、何ですの？」

「西園寺さんよ」