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どすけべカメラマンに犯されています!

第10章 こんなんじゃ足りないよな。

耳たぶを甘噛みされて、びりびり電気が流れたように身体が震える。

「由奈っ……!」

「やめねぇからな」

責めるような視線を送っても、咎めようとしても無駄だ。
そもそも誘ったのは僕だし、ここでやめようなんて言うに言えない。

でも。

これだけでも、こんなにおかしくなってしまいそうなのに。

由奈と、一つに溶けてしまったら。
僕はどうなってしまうんだろう。

心地よく吹く風が頬をかすめていく。


それは……全く、僕の身体の火照りをおさめてくれなかった。


どころか、期待するようにどんどん身体の熱が増していく。

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