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どすけべカメラマンに犯されています!

第10章 こんなんじゃ足りないよな。

「ずいぶん物欲しそうな目だな」

「っぁ、そこで、しゃべらないで……」

頭の中まで響くような、由奈の意地悪で官能的な低い声。耳朶を打ち、脳みそを溶かし、まともな思考を奪い行く。

いつもそうだ。
この声にやられてしまう。

「しゃべらなければいいか?」

ふっと小さく笑って、耳の中をくちゅりと舐められた。

「っぁ……!!」

柔らかく生温い、ざらざらした感触が、僕の中を侵食する。

僕の中を侵食して、蝕んで、めちゃくちゃにする。

「っ……はぁ、ひぅ……」

もう、だめだと思った。

これ以上されたら、理性がどっかに飛んでいってしまう。

それだけはあってはならない。

理性が飛んだ僕は、今まで数々の恥ずかしいアレやコレをやらかしてきた。

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