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どすけべカメラマンに犯されています!

第11章 華にたかるハエは叩き落とすのみよ。

「ふぁ〜〜さすがに眠いわねぇ。部屋行くわ、おやすみ」

あれやこれや好きにまくしたてた後、すっきりしたように部屋へ引っ込んだ。

相変わらずのマイペースっぷりに感動してしまう。

横に寝そべったまま、天井を見上げる。

「さて……どうしたもんか」

ヒカリのストーカーも、ヒカリとオレの間の問題も。
どちらも奥歯に何かが引っ掛かったかのような、そんな気持ち悪さがある。

早急に解決したい。特に前者。
清香から何かしら情報が入ったらすぐ動こう。

一息ついて投げ出した右手を見やると、スマホがタイミングよく震えだした。

「っ、」

清香だった。

「何かわかったか?」

『出るのがお早いことで。いろいろ見えてきたが、思いの外ややこしいことになってる』

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