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どすけべカメラマンに犯されています!

第12章 きもちいこと、したいです。

さっきのシャンパン?

「おいおいおい、オレも飲んじまったじゃねぇかよ」

だからびっくりした顔してたのか。
ふざけんなよ、仕事の話帳消しにするぞ。

「ヒカリ、眠気は?」

「今のところ大丈夫そうです」

「その話持ってきた男は会場にまだ居るか?」

「いた、けど今はわかんね。あんたもシャンパン飲んじまったの見てどっか隠れた」

なるほどな、自分はどこかに隠れて成り行きを見守りつつ、一時間後あたりに仕掛けるつもりか。

連れ、つまりオレがいると邪魔だろうし、そいつも睡眠薬を飲んでくれたなら奴らにとっては万々歳の展開のはず。

眠るまで行かずとも、力が抜けるくらいはあるだろうし。ヒカリを守り抜く事が出来なくなるなら嬉しい誤算、ってとこだろう。
他には?何が考えられる?

そもそもこれは本当に睡眠薬だけか?
こんなやべぇことする奴が本当に睡眠薬だけを盛るか?
眠らせて、何をするつもりなんだ。

「睡眠薬じゃない、または睡眠薬+αの作用がある……?」

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