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どすけべカメラマンに犯されています!

第12章 きもちいこと、したいです。

上質なスーツをまとった高身長な男が、風変わりなドレススーツ美人を姫抱きし、スタッフに用意してもらった部屋へと入っていく。

その光景を“隠れて見ていた”。

しばらくするとネイビーで統一されたスーツとドレスの男女がエレベーターで上がってきた。

うし、ビデオ撮影開始。

「この部屋って言ってたわね」

「だな。ふん、これで奴を地獄に落とせる。せいせいするぜ」

「彼もシャンパン飲んでたし、今頃二人で潰れてるわね」

「副作用もあるかなり強い睡眠薬だからな。一つは寝てる間、もう一つの方は、起きた時に作用する。……まぁ正直本当かどうかさっぱりだな」

「そうね、現実味がなさすぎるもの」

やっぱり+αの作用があるらしい。しかも二つも。
そのうち一つは未知。

まともじゃねぇな。

にしても、言ってたわね?この部屋って誰がこいつらに情報を渡した?
自力でついて来るもんだと思ってたけどそうじゃなかったらしい。とそこに、もう一人の男が上がってきた。

「マジか……」

部屋を用意してくれたスタッフだった。
オレがヒカリ連れてどっかの部屋に引っ込むのは予想済みだった訳だ。
良かった、“入れ替わる前で”。

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