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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

「二年だ」

「はい?」

「ヒカリがデザイナーデビューして有名になるまで」

この人はいつも唐突でめちゃくちゃだけど、おそらく今までのトップスリーにランクインするだろう。
それくらい訳わからない事を言っている。

「今いくつだ」

「今は23、ですけど」

「ヒカリが25になった時。ランジェリーデザイナーと言えばヒカリ サイオンジ。そう言われる時代になってる」

二年でデビューして知名度も上げている、というだけでも早いのにランジェリーデザイナー=僕という所まで持っていくのは。
なかなか、なかなか高い壁。

「なぁヒカリ。お前はちゃんと自分を信じてるか?」

「……どういう意味ですか」

「デザイナーとしての腕はピカイチだ。でもそれを自分で信じてやれなくてどうする?自分を売り込むんだから、自分自身が一番のファンでなくちゃならないと思わないか?」

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