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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

「して欲しい事ならある」

「出来る事なら何でも」

「先生って呼ぶの、やめてくんね?由奈って呼ばれたい」

「……何を急に。いい、ですけど」

やっぱり、よくわからない人。

ちゅるりと焼うどんをすすりながら見ると、凄い期待の目をしている。

「……………………由奈……?」

「…………っ……!!」

突如、がばあっと顔を覆う。
この人の言動は本当に理解に苦しむ。

「……どうしました?」

「いい……!すげぇいい!お前最高だよ」

手のひらの下から聞こえてくる声は、異常に嬉しそうで。よく分からないけれど、喜んでくれてるみたいだ。
それなら良かった。

「由奈が嬉しいと僕も嬉しいです」

「っ……!ぉ、おま、おま……」

「……?」

どうして、そういう事を不意打ちで言うんだ……。

ついにはテーブルにべたぁーっと張り付いてしまう。何か言っていたけど聞こえなかった。

「後、僕を、その……性欲処理に使うのは……一億歩譲って構いません。が、外でその手のスキャンダル起こすのだけは勘弁してください」

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