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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

「まーたひでぇ顔して。……ヒカリはもう少し、思ったことを口にしてくれ」

「傷付けてしまいそうなので控えようかと」

「バカやろう今ので傷付いたわ。……いいよ、何でも言え。オレはもっとお前の事が知りたい。何を考えているのか、今後どうしていきたいのか。何でも話して欲しい」

ヒカリをプロデュースする事、楽しみでもあるし、不安でもある。極力うまく行く方向に持っていきたい、だからもっとコミュニケーションをしっかり取りたいんだよ。

という先生の言い分には、一理あると思った。

「わかりました。何でも言うようにします。だから先生が何を考えているのか、何かして欲しい事は無いのか、僕にも教えて欲しいです」

コミュニケーションを取ることをサボるのはやめよう。僕自身にそういう傾向がある事を先生は見抜いていたんだ。

物事を頼まれると断れない。
断る事が面倒だと思ってしまうから。
言葉を飲み込んでしまう事が多々ある。
言い争うのが面倒だから。

そういうところ、先生にはバレてたんだと感じた。

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