
どすけべカメラマンに犯されています!
第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。
専門学生時代、講師として出入りしていた由奈。
先生と生徒という関係の割にはかなり仲が良かったけれど、僕の警戒心が強すぎて、距離を縮めるまで時間がかかった。
初期の頃よく言われていたのが、
『もっと話せよ。何をそんなに警戒してる?』
だった。
「話せ、話せって言い続けて……やっといろいろ言うようになった時はすげぇ嬉しかったんだよなぁ」
「それにしたって、どうして急にそんな事……」
「あの頃はこんな風に感情表に出さなかったし。ふと思い出したら笑っちまって。……だからヒカリが怒ったり、呆れたり、笑ったり、いろんな表情をオレの前でするようになって嬉しい」
僕とは正反対の、誰とでもすぐ仲良くなる由奈。……どうしてここまで僕に執着して、距離を縮めようとしたのかはいまだに理解できないけれど、今はそうしてくれて良かったって思える。
先生と生徒という関係の割にはかなり仲が良かったけれど、僕の警戒心が強すぎて、距離を縮めるまで時間がかかった。
初期の頃よく言われていたのが、
『もっと話せよ。何をそんなに警戒してる?』
だった。
「話せ、話せって言い続けて……やっといろいろ言うようになった時はすげぇ嬉しかったんだよなぁ」
「それにしたって、どうして急にそんな事……」
「あの頃はこんな風に感情表に出さなかったし。ふと思い出したら笑っちまって。……だからヒカリが怒ったり、呆れたり、笑ったり、いろんな表情をオレの前でするようになって嬉しい」
僕とは正反対の、誰とでもすぐ仲良くなる由奈。……どうしてここまで僕に執着して、距離を縮めようとしたのかはいまだに理解できないけれど、今はそうしてくれて良かったって思える。
