テキストサイズ

どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

可愛く振る舞う……僕の、思うように……。

「そんなに難しいことじゃないだろ。ヒカリはオレにどうして欲しい?何がしたい」

由奈にして欲しいこと。
甘え慣れしていないから、こういう時にどうすればいいのか分からない。

あえて言うなら。

「……ヒールが……少し不安定で」

ニーハイブーツのヒールは約4センチ。
高くはないけれど、履いたことのないものだからこれがなかなか慣れない。

「手、繋ぐか。ふらふらしそうになったら支える」

「ん、はい」

……付き合いたてのカップルみたいな状況に戸惑うけれど、そうも言ってられない。
転んだらもっと恥ずかしい思いをすることになる。

隣を歩く由奈をちら、と見て。

感心してしまった。

高校時代最後に計測した時は178だったから、小さいほうではない、のに。

ヒールを履いても大体同じくらい。
むしろ少し小さいくらいで……。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ