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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

「お待たせしました」

「いいえ。じゃ、行こうか」

本当はもっとたくさん食べてやろうと思っていたけれど、この色ボケた変態さんのせいで人が沢山集まってきてしまった。
予定変更してこの辺りで切り上げよう。

「あれ、伝票がこの辺りにあったような……」

「チェック済だからもう出るだけだぞ。ほら、行こう」

さすが過ぎる。
僕がお手洗いに行っている間に済ませていたなんて。
何で鮮やか。
こうやって今までも女性達をトリコにしてきたんだろう。抜け目がない。

「ありがとうございます、最高に美味しかった……ご馳走様でした」

「それは良かった。お酒好きならバーの時にまた来よう」

「えぇ、是非!」

楽しみが増えた。
頑張らなければいけないことが沢山ある時は、それと同じくらい楽しい事を用意しておけば踏ん張れる。由奈はとんでもなく変態だけれど、一緒に居ると最高に楽しいのもまた事実。

それに……なんだかんだ言っても、僕にとって由奈が憧れの存在であった事は揺らがない。

その憧れの人とお酒が飲める、というのは純粋に嬉しい。

今は細かい事を考えるのはやめようと思った。

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