テキストサイズ

どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

……んん?
気持ちが良かった?

僕だけの、ものになったようで……?


ちょっとよくわからない。

最近、自分でも理解に苦しむ感情が芽生えることがある。

確かに専門時代からの仲だし、その頃だって打ち解けた後は異常なほどに親密だったと思う。

まだ由奈がここまでとんでもないことを平気でしてくる人だとは知らなかった……けど、スキンシップでハグしたりはよくしてた。
ふざけて膝の上に座らされたこともある。


「………っ、……」

わからない、けど。

でも、由奈が真っ赤になって困った顔をしているのは最高に見ものだって事はよっくわかる。
から、僕の理解に苦しむ感情の理由は後でじっくり考えるとしよう。

「どうしました?僕行きたいところがあるんです、行きましょう。あなたは僕の恋人でしょ?何でも言う事聞いてくれるんじゃないんですか……?」

「……ヒカリ、やってくれるじゃねぇか。ふふ、くくくく、分かった分かった。行こう、どこでもお前の行きたいとこに」

ちゅ、とおでこにキス返しをされる。

その柔らかい感触に、またときめいてしまったことは内緒だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ