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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

「そうでもねぇぞ?オレはヒカリと仲良くなりたくて仲良くなりたくて仕方がないんだよ」

「……そうですね。僕も、先生ともっと仲良くなりたいです」

……反則だろ?
照れ笑いって。
スーパーレアすぎるんじゃないか?!
出来ることなら写真に収めたい。
でもダメだ、合意の下じゃないと、さすがにダメだ。
シャッターを切りたいのを必死に堪える。
何の拷問だこれは。苦しいったらありゃしない。

「おっ、そうか?仲良くなるにはなぁ、スキンシップが一番の近道だぞ」

どんな言い訳だよって思うよな。
オレも思う。
だって、ヒカリに触れたいから。
仕方ないだろうがよ。こうでもしないと叶わないんだから。

「先生がそう言うなら」

ヒカリと距離が縮まって、分かったことがもう一つある。

仲良くなると、素直すぎる。
警戒心が一気に薄くなる、薄すぎる。
ちょうどいい真ん中は無いのかと本気で思う。

これは教育が必要だな。

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