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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

もしも、今後悪い虫につきまとわれたら。

たまったもんじゃない。

その為にも、仲良くなったら何でも言うこと聞いちゃう子犬みたいな所は良くないってちゃんと理解させないといけない。

……オレ以外は。


「こっちおいで」

「?……はい」

「ゲームをしよう。その名も、なかよしゲーム!はい、ここ座って」

頭の上にはてなマークをたくさん浮かべているヒカリを、向かい合って膝の上に座らせる。

「視線を逸らしたり、照れて笑ったりした方が負け」

「このゲームで仲良くなれるんですか?」

「なれる!……多分。スタート」

随分強引に進めてしまったが、それでも素直に従ってしまう辺り、可愛い反面やっぱり心配にもなる。

普通こんなふざけたゲームやらないだろう。

そもそも男の膝の上に向かい合って座らされた時点で不快感を訴えるのが普通だ。

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