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とにかく書いてみようじゃないか

第3章 3月も書いてみようじゃないか。

【調子が上がった時……】

 まあ、執筆の調子がいいとき、スムーズに手が動いて、スイスイ話が進むことありますよね。

 で、いろいろ考えて書くと、プロット等で予定していた展開とは、違った流れになることもあったりします。

 で、そのまま軌道修正しながらも話が繋がるようにはするんですが、ふと、この展開を予定していたんだけど、もう1つ、この展開もいいなぁ……て、なったことないですか?

 交互つけがたい展開、どっちの方が面白いやろか? どっちの展開が、読者をひきつけるやろか?

 近くに聞ける人がいて、「こっちがいいんじゃない?」と言われて選んでくれた方を書くんですが、やっぱり作家側の脳としては、こっちも捨てがたい。むっちゃ、悩むやん! 
 
 僕も嫁さんに聞くんですよ。

 今までの簡単なあらすじ言ったあと、「A」と「B」、どっちがいいかと。

 嫁さんは、私はBとか言うんだけど、考えたら、それまでの流れを嫁さんは読んでないんですよ。あらすじだけしか聞いてないんよ。

 だけど、せっかくの意見だから、こっちなんかなぁ……て、思うんだけど、あとから、でもなぁ……て、考えちゃう。

 悩んだ挙げ句に、サイコロで、奇数がA、偶数がBにしてね。

 男だったら、スパッと勝負かけて決めんかい!!

 わかります。ですが、文学賞作品を書くと、悩むんですよ。

 こと細かく考えても、それが審査員や、読者に伝わるかどうか……。

 でも、もう1個のハズレた方は、捨てずに別の作品に使うようにはしてます。

 こんな風に悩めるだけでも、嬉しいことだと思うようにしましょう。
 

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