テキストサイズ

とにかく書いてみようじゃないか

第1章 とにかく書いてみようじゃないか。

【ノーベル文学賞】

 2017年、日系イギリス人……だったかな?

 カズオ・イシグロさんが受賞された時、正直、






 知らん





 と、思いました。

 いや、知らんもんは知らん。なんか、漢字で「石黒一雄」と書くらしいが、知らんかった。

 なんか、作品読もうかな……て、気もしなかったなぁ。いや、これは興味あるないの個人的な感想であって、悪意はまったくないからね。

 昨年はなんか見送られたんだよね。理由はなんかセクハラ疑惑が、どうたらこうたら、あったようだけど。

 驚いたのは、2016年、まさに嵐のような賛否の声が世界中のネット界を震撼させた、と誰かが言ってました。

 あのアメリカのロックシンガー、ボブ・ディランが、2016年度のノーベル文学賞を受賞。

 なんで?

 なんか、100年にわたる同賞の歴史のなかで、シンガー・ソングライターが受賞者となったのは、これが初めてだったらしい。そりゃそうだろ。聞いたことねえわ。



「なぜ、ボブ・ディランにノーベル文学賞を与えたのか?」「彼は音楽家なのに!」

 みな、そう思ったわ。

 でも、歌詞がそのように評価されたとするなら、別に作家だけが視野に入る賞ではないってことだわな。

 でも、意外だわ。ずっと愛聴していた曲が、ノーベル賞で歌詞の文学性を賞賛されたというのが……。

 海外では、「ディランはノーベル文学賞をいずれ獲る」という情報は、音楽ファンの間では有名な噂話だったらしい。まあ、日本の村上春樹みたいに話題には上がるけど、スカシをくらったわけではないから(悪意あるだろ!!)

 ノーベル文学賞ってイメージが、普通、大御所の作家がもらうものってあるじゃない。厚みだけは立派な、長篇小説家とかが貰えるんじゃないの……みたいな。 

 そんな先入観が、真っ向からひっくり返ったなぁ。

 受賞理由が、「偉大なるアメリカの歌の伝統にのっとって、新しい詩の表現を創造したこと」を評して、彼に文学賞を授与したと……そうなん?

 ディランは「口語で表現する偉大なる詩人」

 そうなん?

 まあ、確かに、吟遊詩人とか言われてたこともあったとか、なかったとか……続く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ