テキストサイズ

とにかく書いてみようじゃないか

第2章 すでに書いたけど、2月も書こうじゃないか

【あるマンガを見て……】

 店に「ドラえもん」の漫画があるのよ。普段、見ないんだけど、たまたま手にとってね。

 まあ、懐かしいやら、当時を思い出してか、面白くてねぇ。

 作者は当時、藤子不二雄だったのよ。今は藤子F不二雄(故人)と藤子不二雄Aに別れてるけど、一緒にやってた時の、自伝みたいな漫画があったのよ。

「ハムサラダくん」てタイトルだったかなぁ。それを昔、読んでまして、こうやってみんな漫画家になるんだと思ってました。 

 で、そのエピソードの中で、若かりし頃の藤子不二雄が、凍り漬けとなった都市を描くのに苦労していたんよ。

 で、なかなか、参考になるようなものがなく、氷の板に透かしてみようにも、冷凍庫なんてない時代だから、氷なんてつくれない。

 ある時、電車に乗ってる時に藤子不二雄Aさんの方が、あるものに気付いた。それは、電車の歪んだ窓ガラスを通して見れば、凍りついた都市のように見えることを……。

 それを見ながら描けた……というね。


 これは、漫画、つまり絵を描くことにおいて、目についたものがヒントになって、今までに無いものが描けたわけだけど、こういうの、文章でも落ちてないかなぁ~なんて思うのよ。

 ふと、「こう書けば、こんな表現になるじゃん!!」みたいなのが、落ちてたらいいんだけどね。

 どっか、落ちてないですか?(自分で探せ!!)

 あると思うんだよね。それに気が付かないだけで。でも、そういうの見つけるのって、だいたい新聞とか本になっちゃうんだろうなぁ。

 新聞読んでて「この書き方使える」て思っても、それを使うシーンにもっていけなかったりするしね。


 でも、ストーリーの展開とか、1シーンなんかは、あるかもしれないね。

 見付けるには、アンテナを立てるべし……て、ことですな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ