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Hey!Say 平成を語ろうぜ

第1章 壁を壊せ

平成初期にベルリンの壁が崩されて大ニュースになったが、それよりももっとスゴい壁が崩されたことに我々は狂喜した。

我々の前に大きな壁となって立ちはだかっていたヘアヌード禁止が解禁となったのだ。
日本中の男子が狂喜した瞬間だ。

またモザイクという大きな壁もだいぶ崩れた。極薄モザイクの解禁である。
ばっちり丸見えとまではいかないが、ほぼ見えてるじゃん。よくこれが解禁になったな。

表現の自由を追究して戦ってきた我々の大きな進歩である。

しかし大きな壁が崩れればまた大きな壁が立ちはだかった。

児童ポルノ禁止だ。

それまでは少女ヌードというジャンルがあってワレメがほぼ見えていた。
アソコが見たい者には貴重なことだったのだ。

それが禁止となり大きな壁となった。

背景には援助交際、少女買春といったロリコンどもの愚行がある。

この責任は大きい。
写真やビデオだけではガマンできずリアルに少女に手を出した愚かなロリコンどもはどうやってこの責任を取るのか。取れるワケがない。

愚かなロリコンどものせいでお風呂のCMでも少女の裸はNGとなり、特撮番組とかで簡単に見れた少女のパンチラでさえ難しくなった。

この壁は強大だ。
もはや崩れることはないだろうな。

ヘアヌード解禁、極薄モザイクと大きな壁を壊すという偉業を成し遂げた反面、愚かな心ない者たちのせいで児童ポルノ禁止という新たな強大な壁ができた。

この壁はさらに強大になり、今やうっかり子供に声をかけただけでも犯罪になってしまう世の中になった。


平成の光と影、産物と負の産物である。

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