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愛は、メロディにのって

第1章 愛は、メロディにのって

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 望さんの顔が、わたしのあそこに近づいているのが、わかります。
 すこし息を荒くしているためなのでしょうか、わたしの腿に息がかかってきます。
 見られている。
 望さんが、わたしのあそこを、見ている。
 不思議と、もう恥ずかしさは、あまり感じません。
 それよりも、望さんは、わたしのあそこを、どう思っているのだろうか、聞きたいと思いました。
 わたしの、その心の中の声を聴いたかのように、
 「きれいだ」
 そう言ってくれました。
 嬉しい。
 「百合さんのなかに咲いている、きれいな花。
  まさに、百合の花だ」
 嬉しい。
 「百合の花の、
  蜜を吸いたい」
 望さんがそう言って、わたしのあそこに、口をつけるのがわかりました。
 「いや」 
 なぜか、そう言ってしまいました。
 どうしよう。
 望さんが、口を離してしまったら…
 それは、嫌。

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