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若様の性長日記!

第3章 初仕事 紗雪とのセックス

「紗雪と申します。えっと、若様、ですよね?」

写真で見た通りの女の子が、目の前に現れた!

オレは中腰で立ち上がる姿勢のまま、しばし女の子に魅入った。

…写真で見るより可愛いな。

何より肌の色がこう、女の子ってカンジがする。

「あの…?」

可憐な仕種で首を傾げる。

そこでハッ!と我に返った。

「あっああ。梢さんから言われて来たんだよね? オレがその、社長の息子」

「そうでしたか。良かったぁ」

胸の前で両手を合わせて、天使のような微笑を浮かべる。

う~ん。こんなに可愛い子は始めて見る。

しかし感心している場合じゃない!

彼女はどんなに可愛くても、【夜】の派遣社員なんだ。

「あの、とりあえず座ってくれる?」

「はい」

彼女…紗雪は嬉しそうにオレの向かいのソファーに座った。

実際会って見ると、やっぱり十代だよな?

これで二十代はありえない気が…。

しかしあの梢さんの眼を思い出し、背筋が寒くなった。

深追い禁物。彼女だって女なのだから。

咳払いを一つし、オレは紗雪を真っ直ぐに見た。

「あの、梢さんからは何を言われてここに来た?」

「はい。若様のセックスの相手をするようにと言われて来ました」

サラッと言ったよ! このコ!

外見は可憐な美少女でも、やっぱりウチの社員だな…。

「あっ、あと若様は『あまり女性の相手をしたことがないので、大切に扱うように!』とも言われました」

その言い方はとんでもない誤解を招くっ!

つーかそれ言ったの、ぜってー親父だろ!

家に帰ったらしばくっ!

母が泣いても殴る!

心にそう決意し、オレは深呼吸した。

そして笑顔を浮かべる。

「あっあのな」

「それで若様はどういうプレイがお好きなんですか?」

…聞いちゃいない上に、このコ、とんでもない発言ばかりする。

「SM? 調教? あっ、それとも野外プレイとかですか?」

しかも次から次へと、隠語が飛び出す!

外見とのギャップが激しすぎて、聞いているオレがダメージを受けてしまう…。

「もしコスプレプレイが良いのなら、衣装を取り寄せますけど…」

「とっ取り寄せるってどこから?」

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