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若様の性長日記!

第3章 初仕事 紗雪とのセックス

「梢さんに電話で頼めば、すぐに届けてくれるそうです」

スタンバッてんのか!? 梢さん!

「あの、わたし演技上手なんですよ? 学生でもナースでも、何でもできます!」

…輝く笑顔で言われても、何だか引いていくんですけど。

「若様は何が良いですか?」

「いや、オレは普通のプレイで…」

ってオレも何言っているんだ!

「普通…ですか。アブノーマルプレイはお嫌いですか?」

「オレはノーマルなので」

そこはキッパリ言っといた!

「そうですか。ではベッドの上ですね?」

そう言ってスタスタと寝室へ向かって行った。

何か…さすがはウチの社員ってカンジだ。

とぼとぼとオレも寝室へ向かう。

「あっ、カバン置いてあるんですね」

げっ!

あのアダルトグッズ満載のカバン、隠しておくの忘れてた!

「あっあのなっ」

「いつもは持って行くように言われていたんですけど、今回は何も持たされなかったんでちょっと心配してたんですよ。置いてあったのなら、安心しました」

心底安堵したような微笑が眩しい。

「えっと…。もしかしなくても、そのカバンって常備している?」

「はい♪ お客様のご要望に何でも応えられるべく、いつも持って行くように言いつけられています」

がっくし…。

「若様、お使いになります?」

「なりません!」

紗雪からカバンを奪い取ると、部屋の隅に置いた。

「じゃあはじめましょうか」

そう言ってワンピースを脱ぎ出す。

「わっ!? ちょっと待った! ほっ本当にするの? その、セックス」

「? ええ。その為に来たんですけど…」

穢れを知らない無垢なきょとん顔で、首を傾げる。

「もしわたしがお気に召さなかったら、おっしゃってくださいね? 違うコもいますから」

「…ちなみにオレがここを出られるのは…」

「はい。最低でも一人とセックスすることが条件です。『事を済まさないと、家に帰ることも許さない』とのことですから」

親父め…。

もうこうなったら、腹をくくるしかない!

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