『あんなこともこんなこともシましたっ！』第7章「保育士やよいの場合」　110ページ

小中大テキストサイズ

あんなこともこんなこともシましたっ！

第7章保育士やよいの場合

その方は1人で息子の颯馬くんを育てていて…

毎日朝早くから夜遅くまで一生懸命働いて、誠実で、行事にも必ず参加して、いつ会っても爽やかで、身長が高くてスラッとしてて、笑ったときの目尻のシワもなんだか素敵で……

こんなことをつい考えてしまうほど魅力のある方なんです！

でも颯馬くんがいるし、私は颯馬くんの担任だし、いくらシングルファーザーとはいえ園児の保護者とそういう関係になるのはご法度なんです………

分かってはいるんですけど…

止められなかったんです……